一人でヨーロッパを周遊したらめちゃくちゃ珍道中だった話。

 

iPhoneって、“●年の今日”とかって

過去の写真をアルバムに突然表示してくるじゃないですか。

 

それによると、2015年の今日の私は、ウィーンにいたようです。

わー懐かしい。
もう6年前なんだなぁ。

たしかにそうだな、2月だったわ。

 

ちょうど会社勤めをやめて、自営業に切り替えるタイミングで、もう旅行行くなら今しかない！行ってくる！って

突然一人でヨーロッパ周遊に行ったの。

確か思いついて翌週とかには行ってた。

行動力と考えなさでは定評のある私ですが、やっぱりこの頃も抜群に転ばぬ先の杖どころか杖を蹴飛ばして転ぶタイプの人間だったわけです。

 

 

 

当時は前の夫と結婚してたんやけど、

「え？！お、おぅ…」って感じやったな。笑

 

 

すごい細かく旅行記を、リアルタイムでブログ更新しながら旅行してたんやけどね。

もう以前のアメブロなんで消しちゃったな。

 

2週間かけて、イギリス→フランス→ドイツ→チェコ→オーストリアを回って帰って来たんやけど、ほんっっっま行ってよかった。

基本、超貧乏旅行だったし、昔からパートナーとの旅行でも全然お金をかけないタイプの人間なので、この時も宿は基本的にユースホステルや、ドミトリー。

ちなみに移動もなるべく高速バスみたいなの使ってた。（ミュンヘン→チェコ→ウィーン）

めっちゃくちゃ安いもんね。時間がかかるけど。

 

 

最初のイギリスのドミトリーは、男女部屋が混合で、小さな部屋に2段ベッドが２つやったんやけど、私以外の3人は男子でした。

シャワールームは男女流石に別れてるんやけど、

2日目まで間違って男子の方に入って浴びてたことに気づいたりもした。笑　てへ。

入ってきた男子に驚かれたよね。ごめんよ。

 

 

友人に当時、「あんたマジでワイルド過ぎるわ…。」って言われてたな。

 

なんかね、どこでも生きていけるタイプの人間なんです、私。

 

移動してパリでは、韓国人が経営するドミトリーやったんやけど、泊まってるのも私以外全員韓国人で、全く言葉が通じなくて困った。笑

あれ？ここ韓国？
パリじゃなかった？？って毎朝錯覚した。

朝昼晩ご飯出してくれるし、めちゃくちゃ安くて美味しくて、なんか実家みたいやったなぁ。

全然言葉通じないけど男子3人とエッフェル塔観に行った。笑

自分の好きな色や形で作ってくれる帽子屋さんに行ってオーダーしたり、

パリはご飯がやっぱり美味しかった。

白髪のマダムが街でキックボード乗ってて素敵やったなぁ。

モナリザの絵、実物のサイズが思ってたよりだいぶ小さいことに驚きました。

ドイツでは、デモみたいなのがあって、見てたらスイス人のおっちゃんが話しかけてきて、そのまま仲良くなって夜ビアホールに飲みに行ったなぁ。

そしたらそこにいるみんなと仲良くなって、言葉が全然通じないのに肩とか組んで、昔からの知り合いかよ！ってノリで飲んでた。

全く英語通じないのに、なんだろ、お酒の力と私のコミュ力の相乗効果だったんかな。笑

大好きなダリの絵も各地でみられたし、

雨の中、道に迷って泣いたりしたな。笑

でもいつも色んな人が助けてくれはって、不思議なくらい、ほんまなんとかなってたなぁ。

やっつけ仕事みたいな寿司っぽい食べ物がめっちゃ高くて、

持って行ったレトルトのお味噌汁が染みた。

最後のウィーンでは、意味わからんぐらいデカくて薄いカツレツ食べて、

オペラは開始5分で寝て、

そう言えばバウムクーヘンの発祥のお店かなんかで食べたりもしたな。

 

どこの街でも、誰かと仲良くなって行動したり、

ほんまに最高にエキサイティングな経験やったんやけど、

この旅行を通して改めて私は、

食事もそうやけど自分の楽しいこと、幸せなことは、大切な人と共有したい人間やなと感じた。

 

やっぱり、美味しいね、楽しいね、って話しながら共有することが、私にとって旅行の醍醐味なんかなって。思った。

自分で行きたいところに行って、過ごしたいように過ごして、気楽に身軽にっていうのも一人旅の良さやと思うし、これはほんと、価値観やね！

 

まさかこの旅の後、離婚して再婚して子供を産んで、6年後に子育てをしてるなんて思っても見なかったけど、

ほんま、今はコロナでなかなかそうは行かないけど、独身のうちや、自分に時間が持てるうちにやっておくべきことって、旅行やなって思う。

 

今は息子もいるし、行ける場所、過ごし方も全然違うけど、また3人でどこかに行きたいなぁ。

いつか海外も行けたら良いな。

 

コロナが落ち着いたらとりあえず私は、一人で韓国にサルサ遠征に行く予定です。笑

あちらはかなりお店も多いし人口が多いので。

本当は去年それを叶えるつもりが、ね。

 

懐かしい旅行の思い出に浸った午後でした。

 

それでは、また。