どうも、アキラです。
息子に発達の遅れがあり、先日療育手帳の受け取りに行って来ました。
色々と不安があった時期もありましたが、現在は極めて前向きに楽しく過ごしています。

私自身、子供を産んでから分からないことだらけで、
今回も知識ゼロからのスタートだったので、この記事が同じように悩んでいるママや
発達検査のことを知りたい方々に届いたらいいなと思って書いてみますね。
大阪市で発達診断を受けた私たちの話。
私の息子は現在2歳。
1歳を過ぎてから、そろそろママって言うかな?
パパが先かな?最初の言葉は何かな?なんてぼんやり思っていました。
でも待てど暮らせど喋らない。
コロナのせいで1歳半検診が遅れていて、結局1歳10ヶ月の時に受けたのですが
そこで聞かれたりチェックされる項目をあらかじめネットなどで見てみたところ、

って思ってたんですよね。
で、やっぱり当日の医師の問診の際、まだ発語が無いことを伝えると、
「一つも?美味しいとかも言わない?ママも?」と聞かれて
消えそうな声で「はい、何も・・・。」と答えたのがもうずっと昔のように感じます。

希望者はその日、そのまま心理士さんとお話しが出来るとのことだったので、個室で相談の時間を持ちました。
どうしても一人に取れる時間が限られているので、ではまた後日にゆっくりお話ししましょうとなり、翌週に改めて1時間ほど時間を取っていただきました。
その時も、遊んでいる息子の動きなどを見ながら、関わり方の資料やアドバイスを頂いたり。
でも私の中では、「はっきりさせたい」みたいな気持ちが強かった。
今、息子の中でどんな状態なのか、プロの人から見て何かあるのか。
あるなら私は何をすべきなのか。何がしてあげられるのか。知りたい。
まだ2歳になっていないから、これからどんどん伸びる子もいるし
個性の範囲なのか、なかなかジャッジしにくい年齢です、と言われ。
うん。そうですよね。でも、もし検査が出来るなら、
息子に取って良い環境を少しでも早く準備してあげたい…そんな気持ちでした。

具体的に検査ってどういう流れで受けるの?
大阪市の場合(住んでいる区によって違うと思います)、まずこの区役所の相談窓口の方が、発達の検査機関に予約の電話を入れてくださいます。
今回は、森ノ宮にある大阪市中央こども相談センターがそれにあたります。
そして折り返し私の方にセンターから「予約が取れました」と連絡をいただいたけど、
今は検査の数が多いからかすごく混んでいて、最短でも2ヶ月先になるとのことでした。
となると、息子はその頃にはもう2歳。
やっぱり予約しておいた方がいいな。
もしそれまでに喋り始めたら、様子を見ますとキャンセル出来る訳やし、
”なんだかんだ言ってももう予約を取ってるから” という事実が、私の場合は気持ちを楽にしてくれました。
しかし2歳を迎えた息子、発語はやはりなく、
その2ヶ月の間に私の心もだいぶ変わっていました。
何があっても受け止めて愛してることに変わりはないんだから、と。
そして検査の日を迎えました。
発達検査はどんなことをする?
こども相談センターは、森ノ宮駅から徒歩すぐの場所にあって、とても広い建物です。
予約の名前を伝えると、個室に通されました。
今回受ける検査は、新版K式発達検査と呼ばれるものらしく、
優しそうな方(心理士さんだったと思います)が、沢山のおもちゃを次々に出しながら
息子と一緒に遊びながら検査を進めてくれます。
”検査”と言っても、和やかな雰囲気の中で息子の反応や、どんなことが得意・不得意かを見ている感じで、しんどさは感じませんでした。
例えば積み木などが出来た時に、「私は褒めたり声かけてもいいんですか?」と聞いたけど
大丈夫です、褒めてあげてください。と言ってくださって。
もっと堅苦しいものを想像していたから、ホッとしました。

検査の合間合間で色々と質問をしてくださって、
普段の息子の様子や、家でのこと、環境など色んなお話もしました。
飽きた息子が扉を開けようとしたり、制止された時の反応なども見ながらメモをされていて、それらを総合して、見ているんだなと感じました。
そして、検査結果が出るのに30分ほどかかります、と言われたのでお昼を食べに出ました。
10時過ぎから始まって、終わったのが11時半近かかったから、一人の子供にかなり時間をかけているんだなと。
そりゃ2ヶ月待ちにもなるよね…と納得。
結果まで、森ノ宮のランチはここで
お昼ご飯は、実は楽しみにしていたCAFE ICOIさんへ。

実は、検査機関が森ノ宮と知って、それならお昼はここにしようって決めてて。
前の日にインスタからDMでお弁当を取り置きお願いしてたんです。
と言うのも、このカフェ、息子を妊娠中に来たことがあって。
すごく美味しかったしまたいつか来たいなーっておもってたの。
普段はワッパに詰めたお弁当のようなランチを提供されていて、
一つひとつのおかずがとても美味しくて健康的で。

今回も、色とりどりのおかずが美しくて美味しかったなぁ。
お弁当でお願いしていたけど、店内が空いていたので
ご好意でお店でいただきました。

手作りのスイーツも美味しい。

食後につい頼んじゃった♡

クッキーと米粉ドーナツ。

窓際には子供用の椅子もあるよー。可愛い。
妊娠中にこの椅子を眺めながら、いつか子供を連れて来るのかなあなんて、思っていたなぁ。
今回の検査のことも、正直不安やしんどい思いはあったけど、
こうやって楽しみなことも一緒に考えながら、前向きに行こうと決めてる。

食べ終わって戻るとちょうど結果が出ていました。
今回の新版K式発達検査では、
姿勢・運動領域
認知・適応領域
言語・社会領域
の3つのカテゴリーが、それぞれ点数化されるんやけど、
IQではなく、ここではDQという数値で表現されます。
DQとは、発達水準を年齢で示した発達年齢(Developmental Age:DA)と実際の年齢の比である発達指数(Developmental Quotient:DQ)のことで、
それは、例えば一般的な2歳の子供が出来ることを100とした時に、その何%が現在出来ているか、というものらしい。
つまりDQ80なら80%が出来ているとなるんやけど、
その総合的なDQが79以下なら、知的障害という判定になるそうです。
今回息子の判定はそれに該当したため、そのままこれからの流れの説明をして頂きました。
まずは、療育手帳の交付のために区役所に行くこと。
また、療育のプランを立ててもらう発達支援センターをどこにするのかを決める。
(相談せずに全て自分で決めるという方法もあるけど難易度高すぎるため私は断念)
そしてそこで相談しながらどこの療育にどの程度行くのかなどを決めて、
見学に行って、決定したら、今度は受給者証を発行してもらい、通うことになるそう。
まずは区役所へ療育手帳の交付手続きへ
なんだか色んな情報がいっぺんに入ってきて混乱しそうになったけど、
とりあえず、帰宅後お昼寝をさせて、起きたら区役所に相談に行くことに。
帰り道、なぜか気持ちは全然沈むとかなくて。むしろ、スッキリした感じだった。

よし、ここから二人三脚で、息子にとって生きやすいを目標に
私に出来ることを精一杯していこう!!
区役所で書類を埋め、今後の流れを聞く。
どこの療育(児童発達支援)に何日通うのかなどのプランを立てないといけないんやけど、
それを相談できる、相談支援センターという機関がたくさんあるらしく、そのリストをくれはった。
どこでもいいけど、これも相性とかもあるので自分で色々と調べたり電話してみてくださいと。
ただ今後、長いお付き合いになっていく場所ではあるので、なるべく遠すぎないところにした方がいいとアドバイスを受ける。
何箇所か近所を中心に電話をしてみたけど、相談案件が沢山で新規の受付を中止しています、と断られたりもした。
仕事の合間合間で、電話を入れては、折り返してもらったりとなかなか大変・・・。
その中の一つと話がまとまり、電話先の声の感じなど印象が良かったところと進めることに。
説明に、家まで訪問に来てくださるらしい。すごいなぁ。
相談支援センターの人が訪問
優しそうな相談員の方が家庭訪問してくださり、
色々と今までの流れや現在の悩み、これからの希望などを聞いてくださる。
何箇所かの相談センターと話してみて、比べて決めようと思っていたけど
私の場合は、この方の誠実さや丁寧さ、息子がとても懐いていたことが決め手で
その日のうちにお願いします。ということになった。
その場合、「この支援センターに決めました」と役所の方に一報を入れることになってたけど、
そこも支援センターの方が直接やりとりすることも出来るみたいなので任せる。
その方が絶対スムーズよね。
直接連絡を入れてもらうと、役所から相談員さんに今後のプランを立てるように依頼が降りてくるので、今度は正式なセンターとの契約とプラン内容の打ち合わせに再度来てくださった。
そこで何箇所かの療育施設のパンフレットを見ながら説明をしていただき、
どこにいつ見学に行くのか、などを打ち合わせたよ。
児童発達支援の見学へ
いただいた資料の中でもここがいいなと感じたところに、見学へ。
相談員さんも立ち会ってくれて、色々と橋渡しをしてくださる。手厚い!!

その方もオススメのところやったんやけど、
発語・言語理解を育むことに力を入れてはって、音楽療法を取り入れている場所で。
先生たちも明るくて優しくて、来ている子供たちものびのび楽しそうにしていたし、
息子が初めてと思えないぐらい馴染んで一緒に遊び始めていたから、
安心して任せられそうだなと思った。
2歳息子、まもなく療育に通い始めます。
見学に行った児童発達支援に、まずはお願いしてみることに決定。
すると相談員さんが役所に受給者証の交付を依頼してくれ、それがおり次第、通い始められます。
まずは慣れるためにも少なめから、スタートすることにしました。
保育園にも行っているので、両立していく感じです。

長くなったけど、今私たちはここ↑ですね。
全然わからないことだらけだったけど、なんとかここまで来られましたー。
住んでいる都道府県によって流れや支援内容とかも全然違ったりするかもしれないけど、
私の住むエリアでは大体はこういう流れになるんだと思います。
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
私もまだまだこれからも分からないことや相談したいこと、沢山出てくると思うので、またご存知の方がいたら色々と教えていただけたら嬉しいです!
それでは、また。
本当にお疲れ様でした。私も同じように知らないことばかりですべて手探りでした。
ちょうど一年前、四歳前にk式した時はDQは79以下でした🥲
一年くらいたち、先日またk式検査をしてきました。
すると全体90以上、認知などは100の点数がでました。
気持ちの切り替えなど苦手なこともまだまだあるけれど幼稚園でもほぼ皆んなと同じようにできて、得意なことなら他のお友達に教えたりもできるように。
アキラさんのお子さんはまだ二歳なりたてなら長い間ずっと飽きずに集中して受けるのが難しいのは当たり前で、そのため低く出るのはよくあることのようです。
うちの子は去年の検査時は四歳まえでもジッとできずに動き回ってましたから🥲
アキラさんのお子さんはカフェで椅子に座ればおいしいものが食べれるのがわかる、とても賢いお子さんだと思います☺️
なにより母親であるアキラさんがこんなにも理解しようとしてくれる、よい環境を整えようとしてくれる、絶対的な味方なのできっと大丈夫です😊
未来は明るいと私も思っています😊☘️
療育ではいろんな子たちを見ましたが、瞬間記憶?や、三歳にして計算ができたり得意なことはものすごい能力を発揮していて天才児かな?!ってお子さんたくさんみました😳
そういう出会いもとても楽しいです😊☘️
>eoさん
優しいコメントに泣いちゃった。
ありがとうございます。
こんなにまだ幼い子を検査に連れて行ったり、
私って神経質なのかな?とかこれが正解なのかな?とか葛藤していた時期もありましたし、
何が正解なんてないんでしょうけど、
母として情けない気持ちになることも多かったです。自分、弱いなって。
eoさんのお子さん、DQめちゃくちゃ伸びたんですね???すごい!!!!!
それって、79を超えても、療育って続けるんですか?その辺がどうなっていくのかも不明で。
療育での出会いも楽しみにしています。
沢山、相談できる方やコミュニティが広がることって
私にとっても息子にとっても良いことだなぁって感じています。