◆婚活◆

年下セ◯レ子犬くんとのデート。

どうも、アキラです。

Tinderで知り合った年下の子犬くんとデートして来たよ。

 

なんか子犬くんのファンが多いんだが。笑

ええやつやもんな。

 

子犬くんと描くと可愛らしいイメージになっちゃうけど、実物は180センチ越え

ぱっと見で普通の人じゃないと分かるぐらいのアスリート体型、そしてしれっと仕事も出来る素敵男子なのです。

見た目はごついのに、ハートは子犬のようでとても愛らしいので子犬くん。

 

 

この日の待ち合わせに現れた子犬くん。

いつも会った瞬間はすごくクールで無表情な感じ。毎回きちんとリセットされるその感じ、なんなんだ。笑

なのに、会うなりバックパックをおろしてゴソゴソしたと思ったら袋を取り出して、「これ」って。

クリスピークリームやん!えー嬉しい!

なんで??と聞いたら「いやなんでもないけど、子供と食べて」って照れながら目も合わせずに言う姿がほんと可愛い。

 

この不器用さ、完全にとなりのトトロでカンタがさつきに傘を差し出すときのアレではないか。笑

スタジオジブリからお借りしました。

いつも彼は甘いものを差し入れてくれるんだよなぁ。優しいよね。

 

 

その日もいつも通り、私のリクエストでお寿司を食べに行き,ランチメニューを頼んだんやけど

彼は「欲しいのない?とったら?良いよ、好きなやつ取り?」と自分の分からにぎりをいくつも私にくれて、

「お腹いっぱいになった?せっかくだから欲しいのあったら追加で頼み?」と。

どう見ても彼の方が身体が大きくていっぱい食べる人やのに。

 

あなた、

食べ盛りの男子のおかんなの?

ってぐらい、いつも沢山ご馳走してくれはる。

 

ホテルの部屋に入ると、「待ってました」と言わんばかりに ぎゅーっと抱きしめてきて、そのまま持ち上げられる。

 

この日は行為もそこそこに、結構色んな話をした。

 

「こんなこと聞いてごめんやけど…」と、

私の元夫のことや子供のことを聞くときは前置きをしてくれるんやけど、

今の子犬くんとの関係でそこに踏み込んでこられることは全然嫌じゃない。

最近の悩みや仕事のこと、彼のこと、過去のこと、お互いここまで話したんは初めてちゃうかな?

 

 

帰る直前に、子犬くんが急に

「今日会えて良かったわ。色々話せたし。なんか話してばっかりでごめんね?」

 

いやいや、私も楽しかったよ、ありがとう。

 

手を繋いで、私の自転車を停めているところまで歩いて、じゃあねバイバイと。

 

私が漕ぎ出した瞬間、

子犬くんが何かを言おうとしたけれど

勢いがついた自転車はすっと走り出して、そのままお別れした。

 

 

この名前のない関係がやっぱり心地よくて、自転車を漕ぐうちに私は日常へと戻っていく。

受ける風が私の体にまとわりつく香りを消して、スルッと 私の「女」が流れていく。

そして「母」になった私は、扉を開けて、いつものルーティンへ。とても、とても自然に。

少しだけ軽くなった身体で、また暮らして行く。

 

 

 

 

 

 

 

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