2度目の離婚後、
かなりハードな婚活を経て再婚した私ですが、
主にアプリで出会った男性の中で、
(良くも悪くも)記憶に残る人たちを
不定期にアップして行くシリーズ。
業者を疑うビジュアルのハイスペくんとマッチング。
アプリで出会ったB君。
・会社経営者(2代目)
・30代前半
・イケメン
・バツイチ子なし
で、なかなかの完全なるハイペック。
写真見る限り、ほんまイケメンやし、
悪いところがあまり見当たらない。
ただB君には
決定的に難しいところが。
それはズバリ、
居住地。
関西は関西でも、
なかなかの田舎に住んでらっしゃる。
うちからだと車で3時間ぐらいかな。
うん。ちゃんと遠いわ。
でもまぁ、
関東とか、沖縄とか
北海道とかってわけちゃうし、
言うても、車で会いに来れるっちゃ来れる。
「全然会いに行きますよ!」
と、積極的なB君。
トントン拍子で会うことになり。
その行動力、イイネ!! 大事やわ。
さて、初顔合わせ。
実際に会っても、
とっても爽やかなイケメン。
これは、モテない方がおかしい。
そのままお食事に行ったけど
普通に会話も弾む。
いきなり、いきなり、の直球に慄く。
初対面やったのにそのままドライブデート。
夕方には解散、
…やったんやけど。
車を停めて、それじゃあまた、ってタイミングで。
「アキラちゃんは○○(彼の居住地)
に嫁ぐことってリアルに考えられる?」
って、ド直球で聞いて来た。
お、おぅ…。
「僕はアキラちゃんと会ってみて、お付き合いしたいと思ってる。
ただ付き合うからには結婚を考えて欲しいし、
2ヶ月ぐらいでもう結婚したいなと思ってる。」
聞けば、元奥さんとの離婚理由がまさに
“田舎に馴染めなかったこと”。
彼女とは関東で出会ってお付き合いをしていたけど、
彼がお父さんの会社を継ぐことになりUターン。
そのタイミングで結婚して連れ帰ったものの
全く馴染めず、一年で破局。
うん。
分かる気がする。
というのも、
なんて言うか、
すごいええ子なんやけどね、彼。
でも、どこか男らしくないと言うか。
言葉にするのは難しいけど、
なんとなーく、
最後は手を離しそうな感じ、と言うか。
もちろん、深く知ったわけではないけど、
例えば姑と揉めたりしても
こっちの味方はしてくれなさそうな。
女性側はその田舎に家族や友達がいるわけじゃなく
仕事もしないなら、なんの繋がりもなく。
味方は彼しかいないわけでさ。
でも彼には、なんだかんだ親も友達もいて。
生まれ育った土地やし、慣れてるわけで。
完全にホームやんか。
一方、120%アウェーである土地に嫁ぐ奥さんって
ほんまに不安とか孤独との闘いやと思うねん。
いわゆる、普通の結婚と比べても、
かなりしっかりとフォローしてあげる必要があるわけやんか。
過去にそういう経験してる割に、
なんか彼を見てると
同じ過ちを繰り返さないように、
そこをなんとかしようとしている。
というよりは、
そんな環境でも耐えられそうな嫁探し
をしているように見えたのが、
私の中で最後まで疑問だった。
「大丈夫?やっていける?
こっちに来ること考えられる?」
みたいな質問をするわりに、
自分がどんな風に不安を払拭するか、
未来の奥さんをケアしていくつもりか
みたいなのが全然見えなかった。
結婚したらすぐに家を建てるよ。とか、
親から継いだ仕事は今後も食いっぱぐれることはなくて、
年収も○○○○万ぐらいあるから
仕事もしなくていいよ、とか。
そういう話は出るけど、
そこじゃないんだよなぁ…。
良い子やし結構悩んだけど、結論は。
B君とは、何度かデートをしたけど、
やっぱり距離が距離やから日帰りは大変やし、
じゃあ泊まるの?一人で?ってなるし、
基本的に早くお付き合いに進むという方向性しかないってことで。
その後、アプローチはいただいたものの
やっぱり私は、あっちには嫁げないなという結論に至って、
お断りしました。
やっぱり、
結婚を考えるのであれば、
生活環境は当たり前ながら大事やし、
二人で乗り越えていけるか。
きちんと向き合って話し合えるか。
手を取り合って同じ方向に向かえるか。
は外せない要素。
夫婦ってチームメイトやからなぁ。
他人同士が、価値観擦り合わせて
役割分担しながら、人生を歩むパートナー。
一番の味方であり、理解者であって欲しい。
そういう意味で、B君はやはり、
私とは考え方や感覚が大きく違ったな。
B君が今後、ステキなパートナーと出会いますように!
アウェーな彼女を大事に、守ってあげてね!
それでは、また。