入院生活5日目です。
早いなぁ、なんだかんだで。
家と変わらず、お昼は安定のラッコ寝。
8キロあるんですけどアナタ。
咳やクシャミもピークを過ぎ、
時々しんどそうに咳き込んだりするけど
夜は個室に移動してからは静かに眠れて
ミルクもほぼ、普段ぐらい飲めるように。
肺炎とかにもならなくて、ほんと良かった!
病院は 家にいるのと違って
バウンサーもないし
好きなように動き回れないし
絵本やオモチャもないし
まだお話ができるわけでもない息子と
一体何して過ごすの?ってね
正直一番それが不安やったんやけど、
なんかね、
すごく濃い時間になってるなって思う。
彼のベッドの横に簡易ベッドを並べて寝てるんやけど、
普段なら、息子が寝た後はリビングに行き
ご飯を作ったり、1人の時間。
でも今は隣でいるしかないから
自然と、息子の寝息を聞いたり
時々動かす腕が可愛いなぁとか
寝た後ってこんな風だったんやな、とか。
朝日がのぼって
息子が動き始めた時も、
光の方をそっと見る姿や
その柔らかなまつ毛が光に反射して
小さな吐息や
ぼんやりと天井を見上げてみては
また すこし目を閉じて、深呼吸したり
そんな姿を こんな風にじっくりと
見つめたことって なかったなって。
生まれたばかりの頃は、
ちゃんと呼吸してる?って夜中に何度も気になって覗き込んだり、
小さな小さな手が愛しくて
そのシワの一本一本に見入ったりしてたな。
なんだろ、その要素の一つ一つが
こんなにも とんでもなく大切で
今も ここでこうして呼吸をして
私の隣で寝ていることが 奇跡でしかなくて
もちろん、生まれてから4ヶ月間、
それを当たり前だなんて思ったことはないけれど
それでもやっぱり、
日々目の前のことに精一杯で、
改めて 彼のことを こうして慈しんで
自分の目と心に刻む時間は
少しずつ 減ってきていたように思う。
写真に撮ることは簡単でも
きちんと自分自身が彼を捉えて
感じて、そして記憶したいなぁって。
今のこの瞬間だって
もう二度とかえってこないから。
この一瞬一瞬の彼を もっともっと
大切に見つめて愛したい。
私、もっともっと、大切にしたいわ。
そう思えたから、
この不自由で退屈に思うはずの時間は
私にとって愛しい時間になった。
時々 こうして今の自分や生き方や
人との接し方や価値観を
別の角度から見れたり、見直せる機会って必要だね。
何事も、どんな困難も、
ラッキーにするのもアンラッキーにするのも
自分の心のあり方次第なんだな。
こんなに2人でひたすらにくっついて
顔を見つめあって話して、笑って。
体温を感じて、眠って。
そんなのって、幸せでしかないよね。
なんだかね、不思議と
この数日で 息子もすごく成長した気がするんよ。
こうして2人ともいろんな経験をして
強くたくましくなって、
そして もっと絆が深まっていくんだなぁ。
入院したとき、息子を預けて
一度荷物を取りに帰宅して
再度 病院へ向かうタクシーの中で
「ご家族か何かが救急で?」
と聞かれて。
「はい。息子が入院して。」
って答えた時。
入院の書類を書いてるとき、
続柄の欄に 母と書いた時。
お医者さん、看護師さんに、
「お母さん」と呼ばれた時。
私、お母さんなんだなって。
そっか、私は母なんだって。
今まで以上に実感が湧いたし、
もっとしっかりしなきゃなって 思った。
ありがとう。
こんな時間をくれて。
あと少し、たくさん抱きしめあって
この貴重な経験を
めっちゃしんどかったー!と笑って話そう。
ちなみに 出張中の夫もダウン。
多分ね、私も夫もRSっぽい。
夫も出張先で病院にかかり、
私も鼻水ヤバすぎて壊れた蛇口になってる。
全滅やーーーん!
明日、退院が決定しました!
帰宅後も大変そうやけど
とりあえずはホッとしましたー!
夫も帰ってくるので
誰が一番に元気になるか、
勝負やな!!
それでは、また。