◆独り言◆

こどもみたいに泣いた。

昨日は久々にわんわん泣いた。

 
 


私ね、自分がこんな不幸だだとか
辛い経験をしたとか
あまり人に言うこと無くて。

 
 

それってSNSではよく起こることで
幸せな部分を基本、切り取って描くし

 

だから側から見れば、
恵まれた環境にいるように映るかもやけど
しんどいことって、日々あってさ。

 
 
 

私の両親は、問題だらけでさ。

 

毒親という言葉は使わないけど、
ほんっっまに色々と酷い。

 

三姉妹の末っ子の私に
その負担のほぼ全てが常に来てて。

 

もうそれはええねん。
仕方がないと思ってるし、
誰かが見ないといけないことやからさ。

 

ただ、私も人間やからね、
理不尽さに耐えられなくなることは、もちろんあって。

 
 

昨日も、父から昼間に電話があって、
ありえないことを1時間、延々話されて。

 
 

もうね、最終的に、
認知症だと思って接するしかないなって思った。

 
 

まともに取り合っても
こちらが苦しくなるだけ。
話し合いなんて出来ない。

 

一方的な感情の押し付け。

 
 

思った言葉が返らないことに怒り、
なんでこんなことになったんだと泣く

 

泣きたいのはこっちや…。
聞いてるだけで頭がおかしくなりそう。

 
 

最後は捨て台詞で一方的に電話を切られた。

 
 
 

私は午後から出かける予定で、

 

準備してる途中でかかった電話やったから
シャワーを浴びる時間もなく、家を出た。

 
 

お茶をしながら、色んな話をして、
少し 気持ちが落ち着いてきた頃に、
また父から電話。

 
さっきの電話で私が言った言葉についてやけど、って、また延々と愚痴。
 

 

恐ろしく内容のないことをずーーっと言われ、
 
また、最後は「もうええわ!」と
一方的に電話を切られた。

 
 
 

私は、深くため息をついて、
そして、口角を上げる。

 

気持ちを切り替えて、席に戻る。

 

食べかけてたチーズケーキは、
もう、欲しくなかった。

 
 
 

私のお客様が、仕事で行けなくなったからと
劇団四季のリトルマーメイドのチケットを下さって。

 

夜はそれを楽しみにしてた。

 

ずっと、行きたかったの!
神様のプレゼントみたいって感激した!

 
 

最高のエンターテイメント。
素晴らしい音楽、歌声。
心に響きすぎて、涙が止まらなかった。

 
 

そして、余韻に浸りながら
一人、夜道をゆっくり帰る。

 

携帯が鳴る。

 

父からメール。

 
 

もうね、プチって感情の糸が切れた。
 

 
 
泣きながら帰る。
途中、靴が滑って、道で転んだ。
すごいこけ方をして、両足首捻挫した。

 

足を引きずりながら帰宅して、
ベッドに入って、友人にラインした。

 
 
 

こんな時に、優しいことばをくれる友人がいて、私は本当に救われる。

 

でも、なんか昼間からのジェットコースターみたいな感情のアップダウンと、
堪えていたものが、爆発してしまって、
嗚咽が止まらない。

 
 
辛くて辛くて、
もう何が辛いのか分からない。

 
 

夫は今日、会食だって分かってたけど、
電話をしてしまった。

 
 

もう、限界やった。
 

 
 
普段、仕事中、LINEは見ないけど
電話には必ず、彼は出てくれる。

 

だから、いつもは絶対にかけないけれど、
本当にもう、限界やった。

 
 
 

泣きじゃくる私に、
本当に優しかった。
 
 

彼は、私と 少し環境が似ていて。
お互い3人兄弟姉妹の末っ子で、
父親から異常な執着をされて来ている。

 

だから、彼にはきっと
私の気持ちが分かるんじゃないかな。

 
 
 

感情で支配されるのはもう嫌だ!!って泣く私に、

 

「分かる。分かるよ。」って。
根底が仮に愛だとしても、
自分の一方的な感情で相手を支配して雁字搦めにして傷つけて
そんなの愛じゃないって、泣く私に、

 

「そうだね。
愛は呼応するものだから。
お父さんにとっての愛が、アキラにとっての愛と違ったら、それは受け入れられなくて当然だよ。」って。

 

本当に欲しいことばをくれる。

 
 
 

「明日は仕事に出ないといけないけれど、
明後日は必ず休みにするから、
ゆっくり話そう。きちんと聞くからね。
必ず俺がなんとかする。

って言ってくれて。

 
 
 

もう、本当に救われる思いだった。

 

私が自分の家族
に選んだ人は、
私と同じ温度で、私を傷つけず、
一方的な感情の押し付けをせず
穏やかに向き合ってくれる。

 

もう、それだけで良い。

 
 
 

止まらなかった涙が、
やっとおさまって来て、
お湯を張って ゆっくりお風呂に入った。

 

その後も、友人はいつまでも
私を元気付ける言葉をくれて。

 
 
 

本当にありがとう。
みんなのおかげで私は 生きてられる。

 
 
 

お風呂を上がったら、
夫が帰宅して。

 

転けた時の捻挫に湿布を貼ってくれて、
手を繋いで眠った。

 

お昼から、全く動かなかった胎動が
ゆっくり動き出した。

 
 

心配かけたよね、ごめんね…。

 
 
 

今朝起きたら夫が朝ごはんを準備してくれて
 

丁寧にとったお出汁が

胸の奥に染み込んだ。

 
 

たくさん泣いたけど、
今日は笑顔で過ごせたら良いな。

 

 
 
 
全ては前に進んでいる。
全ては変化して行く。
 
私は、顔を上げて生きていく。
 
 

 

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