昨日ね、阪急百貨店にいたら、
大好きだった人にソックリな人を見つけて。
もう、顔面真っ赤、
心臓が口から飛び出そうで。
その人本人だったのかもわからないけど、
慌ててその場を離れて。
胸が痛くて痛くて。
涙が出そうになった。
その人との関係が駄目になったのは、
去年の8月。
翌月には夫と出逢い、
そのまま結婚したんやけど、
私にとってその人は、
ほんまに大好きな人やった。
好きで。好きで。好きで。
私の全てで愛したくて、
無駄なものは 全て 手放そうと思って。
この恋が叶いますように って毎晩祈って、
部屋の隅から隅まで断捨離した。
ずっと消せなかった一人目の夫の写真も全て消去して。
一枚残らず 全て消した。
綺麗になりたくてダイエットもして、
本当に、”やりきる” ってこのことかって。
これでダメなら諦めつくわ、ってところまで
とことん、やりきった恋愛やった。
最後は、一方的に、
訳の分からない終わり方をした、その恋。
今、大好きな夫と結婚して、
毎日穏やかに 幸せに暮らしているのに。
それでも。
やっぱり私は
好きだったんだな。
悲しかったんだな。
って。思った。
それでいい。とも。思った。
全ての感情は生き物で。
その時も今も 私の中で呼吸をしていて。
こんなにも まだ
私の奥には いたんだなって。
でも、なぜか、少し嬉しかった。
こんなに人を愛せるって。
私の人生は、愛することやから。
愛は、私の人生そのものやから。
大好きなあの人を思い出すと同時に、
それが 過去 だということも。
もう 随分昔のように感じて。
確かに私の愛はそこに有って、
全力でした。
そして、今その愛は、別の
愛しい人に向かっていて。
その人の中に
自分の存在をはっきりと感じられて。
どちらかだけではない、
優しく優しい感情の紡ぎ合い。
全ての起こることには意味がある。
全ての決断は、その時の最善である。
ありがとう。
あなたのおかげで
私は綺麗になりました。
あなたと出逢って、
ずっと諦めきれなかった
“出産するという夢”を
手放すことが出来て
私の心は自由になりました。
なぜなら、
私が欲しかったのは
“誰かの子ども”ではなく、
深く 深く 愛し愛される関係だと
心から思えたから。
そうやって、
自分の生き方を思い出して、
自分の在り方が見えてきて、
だから、夫と出逢えました。
私は前に進んでいるし、
あの時に戻りたいとは 思わない。
あなたも 幸せで いてね。
さようなら。
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