どうも、アキラです。
私が一年間行った婚活において
主にアプリで出会った男性の中で、
（良くも悪くも）記憶に残った人達
を不定期にアップして行くシリーズ。
アプリで出会ったA君。
スペックは、
・30代後半
・営業職
・年収600万〜800万
・結婚歴なし
彼は、私の婚活史上、
特に爪痕を残して行った中の1人。
A君は、目立ったスペックではなく、
私が地雷認定する、上半身裸の写真を使用していて
普段ならやりとりすらしないんやけど、
なんと、同郷・同学年だったので、
なんだか気になってメッセージを始めてみた。
A君、写真見る限り
180センチ超えの長身に、
鍛えた体（プロフィール写真全部半裸）
顔も結構タイプだったので期待してたけど、
現れた本人は、
この写真の数年後って感じで
つまり、数年前の写真を使ってた。
まぁ、問題はそこではなく。
会って話してみて改めて、
「あ、この人無理。」
って思った。
何というか、
会話のペースとか内容とか空気感とか。
心地よく過ごせる相手じゃなくて。
全力で気遣いされてるのも分かるし、
すごい褒めてくれたりアピールも伝わるけど
なんか、こちらは居心地悪い。
忠犬のごとく、全てこちらの思い通りに動いてくれはるし、マメで一生懸命。
でも…
臭い。
これねー、
私の婚活でずーーーっと付きまとった問題。
私、
かなり嗅覚鋭いのよね…。
多分、他の人にとって全く気にならないような
少しの臭いでもダメで、
これね、もはや臭いというか、
フェロモンを嗅ぎ分けてるのかもしれない。
以前 夫と一緒にレストランにいた時、
ウエイターの男性がどうにもこうにも劇臭で
夫にそれを言ったら、「俺は何も感じないよ？」と。
それ多分、臭いと言うかフェロモンレベルちゃう？って言われたことがあって。
あーそうなんかも、と。
苦手な臭いが結構はっきりしてる。
汗とか脇とかっていうだけじゃなく、
嫌いな方向性の臭いが存在してて。
それだと どんなに他がタイプでも
ぜっっったいに恋愛対象にならない。
なんか嗅覚って一番正確とも言われるよね。
遺伝子が近いと臭く感じるっていう実験結果も出てるし。
私の場合は 恋人選びに匂いが
かなり大きなポジション占めてた。
これ、生理的なものやし、
どうにもならんのよね、ほんまに。
てことで、A君、絶対無理。
なんやけど、その後なぜか
何度かデートすることになった理由があって。
それがね、電話で話していた時のこと。
A「アキラちゃんアニメとか好き？」
私「昔は好きで、同人誌描いてたよ。」
A「え？何の？？」
私「幽☆遊☆白書やで。コミケで売ってた。」
A「それ中2の時じゃない？」
私「多分それぐらい。なんで？」
A「僕中2の時にコミケで、幽☆遊☆白書の同人誌を女の子から買ったことがある。」
…この恐ろしい展開、
ご理解いただけただろうか？
完全に黒歴史やけど、
私、中学時代に同人誌を描いてたのよね。
A「バス乗り継いで市内まで買いに行ったよ。」
「髪が長くて背が高い女の子から買った。」
「あれ、アキラちゃんだと思う。」
「それが、僕の初恋の人。」
ちょっと待って。
これって…
25年の時を経て再会した、
運命の人…？？？？？
そ、そんなことある？？？！
信じられへんけど、
でもA君の話には信憑性があって、
当時の私の記憶と一致することも多くて。
いやこれ、
どう考えてもドラマばりの展開やろ。
でもな、
残念ながら、
生理的に無理やねん。
こればっかりは、どうしようもない。
親友始め、周りの人にこの話をすると、
「いやそれは間違いなく運命やろ・・・。」
「そんな事ある？？」
と言われまくり、そうやんなぁ？と。
その後頑張って何度かご飯に行ったし、
彼はすごいプッシュしてくれたけど、
どうにもこうにも私の心は動かなくて
手を繋がれそうになった時に鳥肌立って…
あ、こりゃダメだ、
と最終的にお断りをしたんやけど
この話には続きがあってね…。
ここで終わってたらまあ、
四半世紀前に会ってたかもしれない人と
面白い再会をしたなーで
それはそれで良かったんやけど。
実はA君とお別れをして3ヶ月後、
私は夫と出会って、婚約をして。
そして、
結婚式のために実家に帰ったんやけど。
実家のある四国に帰るのは高速バスで。
毎時出ているし、
その日も何でもない土曜の午後やったから
席もガラガラやったんやけどね。
私と夫の座るはずのシートに
別のカップルが座ってて。
あれ？？って思って聞くと、
「あ、間違ってました！」って
１つ前の席に移動しはってんけど。
それ、男性の方、
A君やったわ。
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。
そんな偶然ある？？？！！
なんか、驚き通り越して怖くなった。
いくらなんでも偶然が過ぎる。
なんらかの運命としか思えない。ほんまに。
でもね、A君、同年代の女性と一緒やったから、
実家に紹介しに連れて帰ってるのかなーと思った。
それしか無いよね。
だとしたら、お互い、
あれから短期間で運命の人と出逢えて良かった。
私とは結ばれなかったけど、
とっても良い人やったから、
幸せでいてほしーなー。
ほんっとに驚きの連続だった
A君とのエピソードでした。
彼とは また何処かで会う気がするわ…（笑）
それでは、また。
