添い寝系男子の話。

 

どうも、アキラです。

今日のふとした時に思い出した男子シリーズは
”添い寝系男子”　です。

私、誰かと付き合ったり、結婚しているときに
浮気ってしないんですよ。

 

意外？？笑

好きな人と一緒にいるのに、他に向ける気持ちとか時間とかないし
わざわざそんな面倒臭いことしなくても、
満たされないなら別れて自由になれば良いわけで。

他で補いながら関係を継続するという選択肢は皆無。

そんなことしないと継続出来ない脆さや幼稚さは自分の中に要らないし、
足りないものが明確にわかっているなら、それを全力で獲りに行けば良い。

都合よくイイトコどりなんて、出来ないように世の中なってるねん。

 

ただ、フリーの期間の過ごし方は、なかなかに無双なので
こういう思い出し男子が多数出てくるのよ。笑

 

私は2016年の2回目の離婚後、ジャスト1年で婚約したんやけど、
その間のフリー期間ってまぁ、自由奔放でさ。

 

いやー、夫も恋人もいないって
誰といつどれだけデートしても良いわけやん？

サイコーじゃない？笑

フリーはフリーでほんと楽しいよね♡

 

ってわけで、当時の私はもう、なかなかのフリーダムな毎日で、
よく、「自分は中身はおっさん」っていう自称サバサバ系女子がいるけど、

私はどっちかと言うと中２男子って感じ。笑
食欲とか性欲とか。

常に気持ちはフレッシュやねん。悪気もないし、全力。
あんまり深く考えないし、奔放。

 

 

私は自分よりも奔放に生きる女性をあんまり見たことがないので

（あ、いたわ。「毛玉取り機で彼氏の乳首挟んだらめっちゃ痛がってたわー」って笑いながら言ってた美人のYちゃん。気がついたら世界放浪の旅に出てて、数年後に突然連絡来たと思ったらフランスで結婚して子供産んでた。笑）

 

そんな私が当時、
「あー寝る前に家に来て、マッサージしてもらいながら喋って、
くっついて寝て、起きたら帰ってくれる男子とかおらんかなー」って言ってて。笑

実際、そのままの関係になった男子がいた。

24歳ぐらいのデザイナーの男の子で、線が細くて
俳優の坂口なんちゃらって子に似てた。薄い顔で今時な感じ。
性格もゆるふわーで、もうなんかペットやな、感覚は完全に。

 

仕事を終えて、「今日、くる？」って気分で連絡したら
「いくー♡　何かいるものある？」って
コンビニでお菓子やらお酒買って１時間以内に来る。

 

 

なんでもない話をしながら、戯れ合って。
くっついて眠る。

するときもあるし、しない時もある。どっちでも良い。

きちんと向き合う者同士が愛を確かめ合ったり、
気持ちのない者同士がただ性欲だけで貪り合うだけじゃなく、
肌と肌を合わせることでお互いを癒し合う
そういうものでもありえると私は思ってるんよね。

そこはお互いの気持ちや距離感や、求めるものや価値観によるよね。
それがすれ違うと、悲しい関係になってしまったりもするね。

暗闇で、腕枕で話している時の
長髪にパーマの彼の髪の毛が　時々顔に当たるあの感触。

雨音のような、静かなBGMを聴いているような　その話し声が好きだった。

うん。うん。そうなんやね、
アキラちゃん、頑張ってるなぁ。って。

 

 

これを　”セフレ”　と世間では呼ぶのかもしれないけど、
私の中ではそんな感覚では全然なかったなぁ。

友達でも恋人でもない、ふわっとした、
でもとても優しい、情緒のある関係だった。

しんどかったんだね、よしよし、と頭を撫でられたり、
相手をぎゅっと抱きしめたり。

過去の話も未来の話もしなくて、ただ、その瞬間に感じるままに
一緒に　いたな。

 

お互いのことを追求したりしないし、
しようとも思わないし。

かと言ってその理由が「この関係を壊したくないから」とかじゃなく、
ただお互いがお互いの心地良い場所から、
同じ時間を共有して、そこにいる。とてもシンプルで。

 

 

結婚した後に久々に連絡がきて、
「そしたらもう会えないね。」「そうね」って。

元気でいてね、大切な人、って思ったな。

 

彼の今後の幸せを心から祈っているし、
あの時間を共有できて、ありがとうって思ってる。

男と女が１対１で繋がる時、
どうしても感情がそこにあって
思うように転ばなかったり、相手の気持ちが分からず辛くなったりするけど

 

でも、この人は恋人！この人はセフレ！この人は友達！と明確に分けずとも
自然と、自分の心と体の向くままに、目の前の人と関係を進めるっていうのは
生きてる間に経験しても良いんじゃないかなって　思う。

 

世の中には色んな距離感や　お互いの思いやり方や　打算や
抑制しきれない性欲や愛欲があって。
それはそれで良いんだって、これはこれで良いやんって。

柔軟に考えたり、起きた事を受け止められるようになる気がするよ。
こと、恋愛に関しては。

 

この添い寝男子にも、結婚を考えたり、
もっと深く知りたい、近くでいたい、独占したいと感じる女性がいるでしょう。
私はその人ではないし、彼は私にとってのその対象ではない。

 

でも大切。

 

この感覚が、私には心地良い。

それでは、また。