◆黒歴史◆

私を殺したかった元彼との再会、続き。

この続きを書きますね。

 

かなりキケンな関係だった元カレとの再会話。

 

一つ年上の元カレYとは、付き合った期間は短かったけれど、凝縮された時間を過ごした。

 

当時、彼は東京 私は京都に住んでいて
私は別の彼氏と同棲していたんやけど
Yのことが気になった私は彼氏を置いて東京へ。

 

へ??よね。笑

ま、とりあえず続けますね。

 

私に恋人がいることを知っていたY。

「とにかく生活の面倒はみるから、早くこっちに来てくれ」
とのことで、それに普通に乗っかる私。

 

仕事?まぁ、見つかるやろ。
見つかるまでは適当にキャバクラででも働けばいーや、そんなノリ。

 

 

当時私は24ぐらい。
アメリカ留学から戻ってすぐのこと。

と言うのも、当時の彼氏は留学中遠距離をして日本で待っていてくれて、
その留学中にYとも知り合ったんよね。

 

 

最初は友人として接してたけど、
段々とお互いに惹かれあって行って、Yの気持ちが特に盛り上がっていて。

きっと、Yは私を上京させれば恋人から奪えると思っていたんやと思う。

 

当時のYはと言うと、フリーターみたいな感じで
バイトを気まぐれにやっては、執筆をしたりと

実家が裕福なんだなぁという生活をしていて、彼が一人暮らしをするマンションに
カバン一つで転がり込んだ私。

 

もうなんかこの頃の私って、自分が思い出しても随分色々と酷くて
破綻しまくっていたんよね。本当にとんでもないビッチ。

 

でもなんだろうね、悲壮感も無ければ、あっけらかんと生きてたんよね。

 

人を愛したり求めたりしていたし、情も沢山あったし。
でも、何か常に満たされていなくて、その正体もわからなくて踠いていたようにも思う。

 

 

仕事を見つけてきて、初めてのOL生活みたいなこともしてみたけど
Yとの暮らしは早々にダメになり、私は京都へ戻った。

実際、私はYのことをそこまで好きじゃなかったんよね。

人としてすごく魅力的だとは思うけれど、
彼が紡ぐ私への思いはとてもロマンティックで、脳が気持ちよかったけど
「この人じゃないとだめ。この人がいい!」とは思わなかった。

この確認作業の為に、上京したんだと思う。
そして、やっぱり、と元の生活に戻った。

 

 

けれど、Yからすれば、とんでもない嵐が突然起こって
身も心もボロボロにされた感覚だったんだと思う。

実際、そうしてしまったし。

 

 

でも、彼のこと、全然嫌いじゃないし、むしろ好きやし
でも、恋人としてずっとやっていこうとは思えないのが本音だったし、

それをやんわり伝えても納得してもらえない。

そもそも、恋愛に ”納得の終わり方” なんてものは
自分が振られる側ではありえない話で。

でもそこはお互い大人やし、人と人のことなんやから理屈じゃないし
寂しいけれど、終わりは終わりなんやから、と時間がかかっても受け入れる訳で。

 

しかしその頃のYも私と同様、とても荒れていた時期で。

安定剤を常用していてこともあって
メールの文面がものすごく躁鬱を繰り返している。

愛を叫んだと思ったら数分後には憎しみと怒りに満ちた恐ろしい文面が送られてくる。

 

 

これはやばいやつだな。
って思ったけれど、

私はYのことを全く嫌いにはなれないし、
どうしたらいいか分からなくて悩むものの、放置するほかなくて。

メールを拒否しても別のアカウントから送ってくるし、
その内容がエスカレートしてきて、警察に相談に行くことにした。

 

なので当時のメールは今も全て残っている。
何かあった時の為に全て保存したままだ。

 

 

しかしYからの連絡は無くなり、
私は恋人(一人目の夫)と婚約をし、落ち着いた生活を取り戻しつつあった。

 

 

そんな時、

突然また届いたYからのメールに私は凍りついた。

 

続く。

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